先日、中2のAさんとの授業で、こんな話をしました。
「先生が説明しない授業の方が、成績が伸びるんだよ。」
するとAさんは、
「えっ?ほんとですか??なんで?」
と、目をまんまるにして驚いていました。
それもそのはず。
一般的な授業は、先生が講義をして、生徒がそれを聞く形だからです。
でも実は、説明をたくさん聞く授業よりも、
自分で考える授業の方が伸びることが多いのです。
今年、第一志望の大学に合格した高3Bさんの授業でのこと。
Bさんには、現代文のテキストの評論文を読んだあと
文章内容を、自分の言葉で要約してもらっていました。
最初は、言葉の意味を確認したり、
文と文の関係を一緒に考えたりとヒントを出すことが多かったです。
しかし、理解が深まってくると、
私は画面越しに
「いいね、いいね。」
「うんうん、合ってる。」
「大丈夫。」
それくらいしか言わなくなっていきました。
すると、
そこから、成績がぐっと伸びていったのです。
そして、偏差値42から60を越え立教大学に合格!
その話をAさんに伝えたあと、こう言いました。
「間違ってもいいから、
自分の言葉で説明してみてね。」
するとAさんはその瞬間から、
テキストの文章を一文一文、
自分の言葉で丁寧に説明するようになりました。
自分で考え、
発言し、
わからないところはしっかり質問する。
そんな授業に変わっていきました。
すると授業が終わる頃には、
「難しくてわからない」
と思っていた評論文が、
「わかった!」
に変わっていったのです。
「こういうことを書いていたんだ!」と
目をキラキラとさせながら文章を読み進めるAさんの中に、
言葉たちがすっと流れ込んでいくようでした。
そして最後まで読み終えたとき、
筆者の考えが
「面白い!」
とまで感じられるようになっていました。
あのとき、
Aさんの中で
文章の読み方が変わったのだと思います。
国語は、
説明を聞く教科ではなく、考える教科。
そのことを大切に今日も授業を進めていきたいと思います。
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このブログでは、
国語の勉強法や読解力の伸ばし方についても書いています。
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